最初は様子見かな~。
Androidタブレット、使ってますか? iPadが大いに支持を集めるタブレット市場において、Huawei(ファーウェイ)が、新たなHarmonyOSを搭載する「MatePad Pro」など、最新3機種を発表しましたよ! つまり、これはAndroidタブレットとは呼ばないですよね? Windowsタブレットでもないですし、第四の勢力として、これからグイグイと伸びてくるのでしょうか?
The Vergeは、そもそもAndroidタブレットに代わる存在として、どれほどHarmonyOSタブレットが使いものになるのか、考察を報じています。まずはスペックですけど、最上位機種の12.6インチのMatePad Proは、自社製のKirin 9000Eプロセッサを採用しているのに対して、10.8インチのMatePad Proは、Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 870プロセッサ、10.95インチの「MatePad 11」はSnapdragon 865プロセッサを採用。MatePad Proには、10,050mAhの大容量バッテリが内蔵されており、フル充電から14時間連続のビデオ再生も可能と説明されています。Wi-Fi 6に標準対応し、5Gモデルも用意。3眼カメラに8スピーカー、4マイクを備えるなど、ハードウェアスペック的には申し分なさそうです。
一方、ソフトウェア面では、Googleの標準サービスを使えないものの、AppGalleryのアプリストアで代わりが十分そろえられるので大丈夫…とは評しづらいのが正直なところのようですね。また、そもそもHarmonyOSとはなにものぞ? この疑問に答えるうえで、正規のWhatsAppのAndroid APKファイルをダウンロードしてきて、MatePad Proで走らせてみると、難なく普通にインストールできてしまったそうで、これって別にほぼほぼAndroid OSなのでは? そんな素朴な問いも浮かんできそうです。
ちなみに、Huaweiとしては、オープンソースプロジェクトの「OpenHarmony 2.0」をベースに開発されたHarmonyOSは、搭載されるデバイスに応じてカーネルを変化させられるという意味で、Android OSとは異なると説明しているんだとか。たとえば、わずか数キロバイトや数メガバイトのRAMしか搭載しないスマートデバイス向けにはLiteOSカーネル、一般的なスマホやタブレット向けにはLinuxカーネルをベースに実行。その幅広いカバーが強みなんてアピールされてもいるみたいで、そういえば、同時にリリースされた「Huawei Watch 3」シリーズのスマートウォッチにも、やはり新たなHarmonyOSが搭載されていました。
MatePad Proは、iPad Proをライバル視しているのも確かでしょう。キーボードカバーに最新の「M-Pencil」までセット販売されています。M-Pencilで書き込んだ手書き文字が、次々と認識されてタイプされていく「FreeNote」機能などは、どこかで見たような? それでいて、iPadシリーズに勝る、2560×1600ピクセル表示の美しいOLEDディスプレイを備えていたり、対応するWindowsラップトップのセカンドディスプレイとしても使えてしまったりと、iPad Proより優れているポイントを、巧みにユーザーへ訴えかけています。
まずは中国市場で、来週10日より12.6インチモデルのMatePad Proを4999元(約8万5900円)で、10.8インチモデルを3799元(約6万5300円)で発売するとアナウンスされました。これが日本を含む海外市場で、どれだけ使える支持されるタブレットとなるのか? 今後の展開にも興味津々ですよね。
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