ベッドから飛び起きて3秒でウェブ会議に参加できます。
グラフィックボードでおなじみのNVIDIAから、ウェブ会議に自分ソックリのアバターをリアルタイムで動かす技術「NVIDIA Vid2Vid Cameo」が発表されました。これを使うと、寝グセ頭でパジャマを着たまま、しかもスッピンでも気合の入った自分の姿で会議に臨めてしまいます。
CGアバターの生成や荒れた映像の補正も
それにこの技術なら、自分に似たCGキャラクターを生成することも、また接続環境が悪く荒れたり遅延した映像も、帯域を10倍縮小することでスムーズに直すことだって可能です。画面の向こうにいる同僚や上司は、こっちで何が起こっているか分からない、というのが地味に凄い技術です。
18万件もの素材を学習した
これは単純なラクガキを写実的なCGに変換する「NVIDIA Canvas」同様、NVIDIA researchersが開発したAIによって実現した技術。18万件もの素材から機械学習を行った GANs(敵対的生成ネットワーク)が、常に信憑性のある映像を生成し続けるからこそできる技で、少し前に作られたウェブ会議用の映像補正技術「NVIDIA Maxine」が下地になっています。
自分ソックリのアバターを自分で動かす感じ
「NVIDIA Vid2Vid Cameo」に使われる自分自身の素材は、写真でも良いですし、CGキャラクターになるならその画像でもOK。自分の顔をモーションキャプチャーして動かすことになります。また、目がカメラをまっすぐ見ておらずとも、目線を自動的に修正する機能もあります。
私たちが使えるのはもうチョイ先?
これなら朝早いウェブ会議でも、ネット回線が遅い人でも問題なし。近々「NVIDIA Maxine SDK」に収録されるとのことで、主に開発者向けとなります。普通のユーザーにもすぐ使えるようになると良いですが…いつの日か、人間が参加しなくてもAIが勝手に出席してくれたら最高ですよねぇ。
Source: YouTube (1, 2) via NVIDIA (1, 2) via PC Watch
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