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今からたった12年後に? 中国は2033年に火星に人類を送りたい - GIZMODO JAPAN

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中国は2033年に火星に人間を送り込みたいと計画しているようです。中国トップのロケット製造業者、中国運搬ロケット技術研究院のWang Xiaojun氏がGlobal Timesに明かした野望なんですが、2033年ってまぁまぁすぐですよね。中国はすでに火星探査機を打ち上げ、火星でローバーを走らせていますが、次の目標としては人間を火星に送る前にまずロボットかアンドロイドを送る計画をしているようです。

Global Timesは以下のように報じています。

有人火星探査のミッションには原子力推進が最良だと考えられています。Wang氏によると火星探査機の重量の削減や移動のために「Sky Ladder」(宇宙エレベーター)システムの研究を始めているとのこと。

アメリカの企業も人間を火星に送る計画については何度か言及していますが、どこも実際にそのために動いていないのが現状です。あのイーロン・マスク氏も「死ぬなら火星で死にたい」と言っていましたが、有人火星計画はおそらくなかなか進んでいないので、終焉は地球という流れでしょうね。

中国は先週、宇宙ステーションに3名の宇宙飛行士を送り込んだのですが、その宇宙ステーションはまだ開発途中であるのに…とロイター通信は伝えています。スピード勝負の中国なので、このまま中国が火星に人間を送り込む最初の国となるんでしょうか。宇宙事業には多額の費用がかかるので、中国の経済状況次第ともいえるかもしれません。かつてアメリカとソ連が、どちらが先に月へ人間を送るかで戦っていました。今、その舞台は火星なんですね。

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