パイオニアは、CDジャケットサイズの小型・軽量さを実現し、AndroidスマートフォンにPCレスでCDリッピングも可能なポータブルBD/DVD/CDライター「BDR-XD08」を6月中旬に発売する。オープン価格だが税込15,000円前後での実売が予想される。 【写真】PCと接続したところ カラーバリエーションはミスティブラック、スノウホワイトシルバー、サンセットゴールドの3色。PC本体の人気カラーに合わせやすいよう配慮したという。 「使いやすさ」をコンセプトにしたドライブで、持ち運びやすいようCDジャケットサイズにするとともに230gという軽量さも実現。スペースが限られる机の上でもディスクを取り出しやすいようクラムシェルデザインを採用し、バスパワーでの動作も対応している。 リバーシブル接続が可能なType-Cコネクタを搭載するとともに、L型ケーブルを採用。本機をPCの左右に置いた際もコネクタ周りのケーブルが邪魔にならず、机のワークスペースを有効に活用することができるとしている。また、Type-Cコネクタを搭載したPCやAndroid スマートフォンにも接続できるUSB Type-C変換ケーブルも同梱している。 音楽CDの読み取り精度を高める独自技術「PureRead3+」を搭載。ディスク表面の汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れないときに、条件を変えて再度読み取りを行い、データの欠落・補間の発生を抑えることで、音楽CD本来の音質で再生できるようにしている。また、取り込みモードの切換え(Masterモード/Perfectモード)や、モードの確認機能も搭載している。 Android用の無料アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」をインストールしたスマホと本機をUSBケーブルで接続すれば、PCを介すことなく、「PureRead3+」を利用してのCDリッピングおよび音楽再生が可能。また、「Gracenote MusicID」 によりインターネット経由で曲名やアルバム名、アーティスト名、ジャケット画像を自動で取得できる。 動作状態から、ディスクの回転数を抑えるアイドル状態、もしくは回転を止めるスタンバイ状態への移行時間を変更できる「カスタムエコ機能」を新たに搭載。移行時間を短く設定することでバスパワー動作時にPCのバッテリー消費を抑えることができる。 そのほか、Windows PCとの接続向けに、Blu-ray/DVDビデオ再生ソフト「PowerDVD14」や、動画編集ソフト「PowerDirector 16 LE」、音楽データや動画データをディスクに書き込むためのソフト「Power2Go 11」などを無償でダウンロード提供。また、データの長期保存が可能なM-DISCに対応するほか、ドライブの動作音を低減する「アドバンスド静音機能」も搭載するなどしている。
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