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地球に向かう「はやぶさ2」 ハワイのすばる望遠鏡が初撮影 - NHK NEWS WEB

日本の探査機「はやぶさ2」が、小惑星の砂が入ったとみられるカプセルを帰還させるために地球に近づいていて、ハワイにある「すばる望遠鏡」が地球に向かう「はやぶさ2」の姿を初めて撮影しました。

「はやぶさ2」は、6年前に打ち上げられて小惑星「リュウグウ」の探査を行い、「リュウグウ」の砂が入ったとみられるカプセルを来月6日に地球に帰還させるため、地球に向けて飛行をしています。

国立天文台は今月20日、ハワイにある「すばる望遠鏡」で地球に向かう「はやぶさ2」の姿を初めて撮影することに成功しました。

「はやぶさ2」は、カシオペヤ座の方角で星の間に小さな点として写っていて、18分間に撮影した5枚の画像では、画面に向かって右下の方向に移動しているように見えます。

撮影時点での距離は地球からおよそ580万キロと、地球と月の15倍ほど離れた位置にあり、明るさは肉眼で見える限界のさらに2700万分の1程度だということです。

「はやぶさ2」は、来月6日に分離したカプセルを地球に帰還させる計画で、「はやぶさ2」の本体は別の小惑星に向けて軌道を変更し、さらに10年余りかけて新しい探査を行うことになっています。

すばる望遠鏡を運用する国立天文台ハワイ観測所の吉田道利所長は「はやぶさ2の姿を捉えることができて光栄に思う」とコメントしています。

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