ノンリニアビデオ編集を目的としたmacOS向けのソフト「Final Cut Pro」と、macOS上で動作するMIDIシーケンサ及びデジタルオーディオワークステーションの機能を持つ音楽制作ソフト「Logic Pro」がアップデートされ、Appleシリコン搭載Mac上でのパフォーマンス向上などが図られました。
Final Cut Proはリブランディングも
Final Cut Proは、革新的なビデオ編集環境とパワフルなメディア整理機能を提供し、驚きのパフォーマンスを実現してくれます。バージョン10.5へのアップデートにより、以下の新機能が追加されました。
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータで、Apple Neural Engineを使用したスマート適合の機械学習分析が高速化
- ライブラリのコピーを作成して、メディアをさまざまな解像度でProResプロキシまたはH.264に自動的にトランスコード
Final Cut Proはこれまで「Final Put Pro X」と呼ばれていましたが、密かに「X」がブランディングから取り払われた模様です。
Apple have dropped the X from Final Cut Pro – probably because macOS has moved on.
All the Xs are gone from the Final Cut Pro support page:https://t.co/kA9TMMJgkZ
compared with how it was 3 hours ago:https://t.co/N6lQ5FQG6v@JeffBenjam@siracusa#fcpx.5
— Alex Gollner ⧜ (@Alex4D) November 13, 2020
M1チップ搭載Mac上でのパフォーマンスと効率が向上
Logic Proは、現代的なインターフェイスに、プロ仕様の作曲、ビート作成、編集、ミックスができる洗練されたクリエイティブなツールを装備しています。バージョン10.6へのアップデートで、次の機能が新たに加わりました。
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- ビート、ベースライン、メロディパートを作成するときに、iPadまたはiPhone上のLogic Remoteを使用してステップシーケンサーを制御可能
- すべてのNovation Launchpadコントローラをサポート
- 安定性とパフォーマンスが改善
Source:Apple [1], [2] via AppleInsider, 9to5Mac
(lexi)
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