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科学&テクノロジー
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2021年10月23日 06:55
こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も1984年に日本ファルコムから発売された、『ドラゴンスレイヤー』の初代の続きをやって行こうと思います。 プロジェクトEGGでは440円で購入可能です。前回とんでもない勢いで記事を書いたんですが、今回は最終回ですので真面目にこのゲームの良さを皆さんに知ってもらえるよう、書いていこうと思います! よろしくお願いします。
改めてざっくりとゲームを説明いたしますと、RPGというジャンルを日本に轟かせたゲームです。キャラクターを操作し、敵を倒して経験値をもらう。どんどんキャラクターを強化し、さらに強い敵と戦い目的を達成させる。私たち世代だとあって当たり前だったので、まだジャンルがなかったというのがあまりピンとこないんですが、ジャンルそのものを流行らすって歴史作ってる感じありますよね。シンプルにすごい。
そんな歴史ある作品なんですが、ツッコミどころもあり、レトロゲームならではの鬼畜さもありで、10時間くらいやっているのに未だ1面すらクリアできていない体たらくぶりです。今回はそんなドラスレ第1面攻略の全貌を、書いていきます。
前回、ようやくボスに辿り着いたので、今回はボス戦からです。このゲームのクリア条件は、ボスの3つ首ドラゴンを倒し、4つの王冠を持ち帰る事! ボスを倒すために、19万5千回キーボードを叩くことを決意した私は、6時間かけてようやく1本目の首を落としました!
が、なんの効果音も、なんのエフェクトもなく、「あ……、首なくなった……」といった感じでした。
案外あっさりなんだな……。2本目の首も追加で6時間かけ討伐。首がとれた以外に、ボスに特に変化はありません。
3本目の首を取りボスを倒すと、周りの宝箱から王冠が4つ現れるので、それを家に持ち帰れば1面クリア。ただ王冠をお化けが狙ってきます。取られてしまうと、フィールドのどこかにバラまかれてしまい、4つ一気に揃えるのがかなり難しくなります。その対策を考えました!
作戦その1「エクソシストって響きカッコいいよね大作戦」。
これは王冠を取って行ってしまうお化けが、十字架は通過できない、十字架上にいれば王冠を取られることもない、この特性を利用した作戦です。ボスと宝箱を十字架で囲み、そこに家を隣接させれば安全に移動ができます。
よし! 作戦が決まったので、まずは引っ越しだ! 家をボスのところまで持ってこよう!
あれ?
家がなくなってる……。
しかも隣に住んでたはずのタモさんも居なくなってる……。私の家はどこに行った??
とりあえず魔法で家に帰ってみることに。魔法を開き、RETURN!
え!!なぜか初期位置に戻ってるし、家から大量にモンスターが湧いてくる! タモリもここにいた! 囲まれて危うくやられるところでした。
どうやら首をはねる毎に、家は初期位置に戻る仕様らしい……。なので引っ越しは最後の首を切った後でないと意味がないらしく、後回しに。
次に予定していた、十字架集めをします。ここは完全に作業でした。
十字架を集め、いよいよボスにとどめを刺します!
えいや~!
画面がすごいチカチカ。18時間かけようやくボスを倒せました! 長かったぁあああああああ。もうクリアで良くないか。と思いつつクリア条件は4つの王冠を持ち帰る事なので続けます。
背景の色が変わり、王冠とお化けが宝箱から現れ、十字架で囲んだ中から出られずにうろうろしています。そして残ったボスの胴体部分、攻撃はしてこないのですがなぜか残ったまま……。これに触るとマップのどこかに吹っ飛ばされます。
尻尾に気を使いながら、王冠を集めようとするも、ゲットした途端に、付近のお化けに取られてしまいます。
王冠を持ったらすぐに十字架上に移動し、外のお化けからも中のお化けからも取られないように、保管しておく必要があります。そのために最終的に22個の十字架が必要でした。散らばっている十字架を、フィールドから集めるのも結構大変で、少しでも効率を上げるには、経験値を5万まで上げてから使えるようになる“FLY”の魔法で、飛びまわりながら探すのが早かったです。
十字架がスタンバイ出来たら、王冠を1つずつ移動させます。そして遂に王冠を4つ集め終わりました! あとはもうウィニングラン!!!!
王冠を持った状態だと魔法が使えないので、手ぶらで家の上にいるいかにも強そうなティラノサウルスを倒し、ついに4つの王冠を家に持ち帰ることができました(泣)。
フィールド上にいるモンスターが消え、クリアの文字が!!
あああああああああああああああ! 終わったんだ!本当に終わったんだ。
初見プレイとはいえ、1面だけで30時間ほどかかりました。な、長かったぁ。でもその分達成感はすごいです! エフェクトやアニメーションなしでも、満足感はかなりあります!
が、余韻に浸る間もなく……。
間髪入れずに2面がスタート(´;ω;`)ウッ……。
もう……もうやめてくれぇ……。ゆ、許して下さい。レトロゲームの鬼畜さを存分に味わえた瞬間でした。
昔はこんなに説明もなく難しいゲームの情報をどうやって集めていたか気になり、リスナーさんと話したところ、雑誌って意見が多かったです。1984年がRPG元年と呼ばれる理由が、ゲーム雑誌の中にRPGの項目ができた事からだったらしく、まさにでした! 本当にこれを当時プレイしていた方と、これらのゲーム達が歴史作ってきたんだな~と感動しました。
リスナーさんから色々昔の話を聞くとナイコン勢やら、ゲームのプログラムが雑誌に載ってたとか、知らない単語も沢山出てきて、何も知らない私には、なんだかすべて魅力的に聞こえました。
最近のゲームと比べると、確かに不便だったり、機能が落ちるんですが、ただドラスレには確実にドラスレにしかない楽しさがあります。
作業ゲーとパズル感がある、元祖RPG。ぜひ皆さんも鬼畜の所業、体感してみて下さい!
ご清覧ありがとうございました!
0 Response to "黒田瑞貴、「ドラゴンスレイヤー」で19万5千回キーボードを叩き、ドラゴンを征伐! - PC Watch"
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