最短で注文した翌日にパソコンが届く「当日出荷モデル」
2021年10月30日 13時00分更新
「買ってすぐ使いたい」。パソコンに限らず、何かを購入するときには、それをできる限り早く使用したいと考えるのは誰しも当然のことだろう。そういった需要に応えて、パソコンショップSEVENは「当日出荷モデル」を用意している。このモデルは、平日の正午までに注文および入金が終わっていると、当日に出荷するというもの。地域によって異なるが、最短で注文した翌日にパソコンが届くというわけだ。
今回は、その当日出荷モデルから、値段もお手頃で扱いやすい「ZEFT R25SOP」を紹介したい。果たして、このZEFT R25SOPはどのようなパソコンなのだろうか。
CPU | Ryzen 5 5600X(3.7~4.6Hz)、6コア/12スレッド | |
---|---|---|
CPUクーラー | サイズ「虎徹 MarkII」 | |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Ti | |
PCケース | Thermaltake Versa H17 | |
マザーボード | ASRock B550M Pro4(AMD B550チップセット) | |
メモリー | Crucial製16GBメモリー(DDR4-3200 8GB×2) | |
ストレージ | 500GB M.2 SSD(Western Digital WD Blue SN550、NVMe) | |
内蔵ドライブ | ASUS DRW-24D5MT(DVDスーパーマルチドライブ) | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、Wi-Fi 6+Blutooth 5.0 | |
電源ユニット | 750W(80PLUS GOLD認証取得) | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
コンパクトなサイズで高性能を実現
ゲーミング用途で十分なスペックを誇る
ZEFT R25SOP、Thermaltake製の「Versa H17」を採用している。このVersa H17は、高さが39cmとコンパクトなサイズのミニタワー型ケースで、机上に置いてもまったく邪魔にならないレベル。外観も黒一色でかなりシックで、側面は内部が見えないスチール製のものだ。ゲーミングパソコンで見られるような派手なLEDなどはなく、仕事用などにも使いたいと考えている人には打ってつけだ。
CPUは、AMDの「Ryzen 5 5600X」を採用。このRyzen 5 5600Xは、6コア/12スレッドタイプのCPUで、最大動作クロックは4.6GHz。ゲーミング用途でも十分な性能を持っている。なお、ZEFT R25SOPでは、CPUの冷却には、サイズの空冷タイプである「虎徹MarkII」が装着されている。実際にゲームをプレイしてみても、その動作音は小さく、少なくともヘッドセットをしていれば、その動作音はまったく聞こえない。
ビデオカードには、MSIの「GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LHR」を搭載。このカードは、ブーストクロックが1770MHzとリファレンスから105MHz引き上げられたクロックアップモデルだ。そのため、リファレンスより高い性能が期待できるほか、「TWIN FROZR 8」と呼ばれるオリジナルGPUクーラーは、冷却性能と静音性は申し分ない出来となっている。こちらも、実際にゲームをプレイしていても、その動作音が気になることはまったくなかった。
ストレージには、Western DigitalのM.2 SSDとなる「WD Blue SN550シリーズ」の500GBモデルを採用。NVMe接続に対応しており、ゲーム用途で性能と容量ともに十分といえる。ゲームのロード時間などでストレスを感じることがなかったことも付け加えておきたい。
ケースには5インチベイが用意されていないものの、USB接続の光学式ドライブが付属。古いゲームや光学メディアに記録したデータ閲覧したいユーザーには重宝する仕様だ。もちろん、必要ない人はBTOから光学式ドライブを削除すれば、その分安価になるのはうれしいところ。
マザーボードは、ASRockのAMD B550チップセットを搭載した「B550M Pro4」を採用する。microATXフォームファクターのマザーボードだが、PCI Express x16スロットが1本で不足するユーザーはほとんどいないのではないだろうか。
また、オンボードサウンドを活かす形で、サウンドユーティリティーとして「Nahimic Audio」が付属。ヘッドセット接続時に、バーチャルサラウンドなどが利用可能だ。また、有線LANは1000BASE-Tに対応するほか、無線LANはWi-Fi 6をサポート。対応ルーターを用意する必要があるものの、場所を選ばずに高速データ転送が実現する点は、ユーザーにとってかなりメリットだ。
さて、ケース内部を確認してみると、ミニタワー型ながらも、空間はかなり広めに確保されている。背面には120mm角ファンが1基装着されており、CPUクーラーから背面へと一直線にエアフローが抜ける構成だ。
また、天板と底面には防塵フィルターが装着されており、簡単に取り外しができるためメンテナンスは容易だ。そのほか、底面には電源ユニットが搭載されており、定格出力は750Wなので、今回の構成では十分な容量といっていい。
インターフェースにも触れておこう。天板のフロントパネル側には、ヘッドフォン出力とマイク入力、それにUSB 2.0×2基とUSB 3.0×1基を装備。アクセスのしやすさはもちろんのこと、USB端子は2.0と3.0で色分けされているので使いやすい。また、背面にはUSB 3.2 Gen.2 Type-Cを含めて、USBは計8ポート用意され、拡張性は申し分ない。
価格は標準構成で21万9780円
ゲームの入門モデルとしても打ってつけ
ZEFT R25SOPの価格は、標準構成で21万9780円とお買い得感は高い。これからゲームを始めたいと考えている人や、コンパクトなサイズを活かしてセカンドマシンがほしい人にとって、このZEFT R25SOPは、かなり魅力的な1台ではないだろうか。
しかし、ZEFT R25SOPの実際のゲームパフォーマンスがどの程度なのかは気になるところ。そこで、別記事では実際にゲームをプレイし、ZEFT R25SOPのポテンシャルを確かめてみたい。
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