寝ながら使えるイヤホン Sleeper に新製品 Sleeper Loop が加わりました。
Advanced (Adv.)の Sleeper Loopは、小さく平らな形状のシリコン製ハウジングを備え、着けたまま横になっても耳が痛くならないイヤホン、いわゆる「寝ホン」。
シンプルで安価な有線式はそのままに、新製品 Sleeper Loop では従来モデルよりさらに薄くなったボディ、スライドボリューム式のリモコン、そして余ったケーブルを固定できるケーブルタイ一体型のプラグを備えます。
イヤホンとしての仕様は、
ドライバー:フルレンジ・クラリティー・ダイナミックドライバー
インピーダンス:16 Ohm+/-15%
感度:100dB+/-3dB at 1kHz
周波数応答:20Hz – 40kHz
定格出力:1mW
最大入力パワー:5mW
コード長:1.5m
就寝中に引っかかったり引っ張られないよう、ケーブルはやや長めの1.5m。プラグをくるっと巻いて余ったケーブルをまとめられる小ネタもあります。
リモコン部分は再生・一時停止ボタンとボリュームのほかマイクも備え、通話にも使えます。
シンプルなアナログイヤホンなので、デジタル信号処理や規格にかかわる製品ほど区別の意味はありませんが、周波数帯的には「ハイレゾ対応イヤホン」です。
国内で扱う宮地楽器 M.I.D. C-audioからの発売日は10月29日、価格はオープン。予約受付中の店舗では2000円前後のようです。
なお、似て異なる「眠るためのイヤホン」としては、ケーブルのない Bose Sleepbuds II もあります。Sleepbudsはイヤホンというより、プリセットから選択したヒーリング音やノイズマスキング音を再生できる「環境音を再生できる耳栓」。
波の音や雨音、風や小川のせせらぎといった音で周囲の騒音をマスクして気にならなくしたり、眠りに誘う製品です。
Boseの「眠るためのイヤホン」Sleepbuds IIは3万円、10月29日発売。ヒーリング音で騒音をマスク (2020)
Sleeper Loop は単なる有線イヤホンなので、スマホ等で再生する音楽や音声コンテンツを聴きながら眠りたい場合、あるいは単に横に寝ながらゲームをしたり動画を見たいときに真価を発揮します。
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