Nintendo Switch、プレイステーション4、5、Xbox One、PCで配信中のエレクトロニック・アーツのバトルロイヤル型FPS『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)。2022年2月8日より、待望の新シーズン“デファイアンス”がついに開幕となる。
本シーズンでは、新レジェンド“マッドマギー”が追加されるほか、オリンパスの改変や9対9の新モード:コントロールなどが新たに登場する。本稿では、新シーズンについてメディア向けに行われた、開発者によるオンラインプレゼンで明かされた内容をお届け。人気武器である“ボルトSMG”のケアパケ武器化や調整がされるレジェンドなど、気になる情報が明らかとなったので、ぜひチェックしてほしい。
※『Apex』シーズン12“デファイアンス”に関する記事はこちら
Apexコインやグッズの購入はこちら(Amazon.co.jp)目次閉じる開く
シーズン12ではマッドマギーがApexゲームで大暴れ!
シーズン12ではマッドマギーが参戦。マッドマギーといえば、シーズン8で登場し、キングスキャニオンを破壊していたのが印象的だが、その事件後に逮捕されてしまった模様。そして、死刑の代わりにApexゲームへと放り込まれることになった。
ローンチトレーラーでは、マッドマギーを見て何かを思うヒューズが映し出されていたが、ふたりはかつて友達であり、Apexゲームを通じて再び対峙することになる。なお、ゲームプレイ中のセリフから、お互いのことをどう思っているか聞くことができるとのこと。
また、トレーラーでは特徴的なサングラスを掛けた謎の男性も登場していたが、彼の名はエドゥアルド・シルバ。この名を聞いてある人物を思い浮かべたことだろう。そう、Apexゲームに参加しているオクタンの父親である。
エドゥアルド・シルバは、大企業“Silva Pharmaceuticals”のCEOで、表向きはしっかりとしたビジネスマン。しかし、秘密裏にとある計画を動かしているとのこと。その計画とは、次シーズンのイベントを通じて明らかになると思われるので、注目したいところだ。
オリンパスが改変。3つ新たなエリアが登場し、一部バルーンは削除
マップのひとつである“オリンパス”が大幅にアップデートされる。主な変更点としては、盆栽プラザやソーラーアレイ付近の南部が拡張され、ふたつの新たな名前付きの目印スポットや、いままでとは全く異なる地形ゾーンが登場することになる。
新たな名前付きの目印スポットのひとつは“フェイズドライバー”。オリンパスをテレポートさせる巨大な機械で、各トレイラーにも出てきたものだ。水耕施設と盆栽プラザの間のエリアに登場するとのこと。降下地点にもってこいのエリアが増えることにより、初動被りのリスクも減るだろう。
もうひとつの名前付きスポットは“ターミナル”。こちらは盆栽プラザからハモンド研究所に抜けるフェイズランナーのチューブに新たに登場する。大きな内部にはスペースがあり、盆栽から研究所にかけて、中央に至るまでの新たなルートをもたらすエリアとなっているようだ。これにより、ハモンド研究所周辺などの中央部の戦いが少し分散されるはずだ。
新たな地形は“シフテッドグラウンズ”と呼ばれるもので、フェイズドライバーが暴走しそれにより発生した衝撃波の影響で地形が壊れてしまった場所だ。人工物が多いオリンパスにおいて、一風変わった雰囲気をかもしだしている。
なお、今回のアップデートに関しては、プレイヤーに新しい体験を提供しつつ、コミュニティやプレイヤーとしての自分たちが課題があると感じていた部分に取り組むのが目的であるとのこと。特に、オリンパスが円形の構造のため、どこに降りても中央エリア(ハモンド研究所やエネルギー貯蔵庫)へのアクセスがよく、すぐに戦いが起こっている場所に行けてしまう問題を解決したかったようだ。
- ふたつの新しい名前付きエリア“フェイズドライバー”と“ターミナル”、新たな地形のエリア“シフテッドグラウンズ”が登場。
- 今回のマップ改変はプレイヤーに新しい体験を提供しつつ、コミュニティやプレイヤーとしての自分たちが課題があると感じていた部分に取り組むのが目的。
- 新しい名前付きエリアのひとつはフェイズドライバー。水耕施設と盆栽プラザの間の特に何も起こらなかったエリアに位置。
- もうひとつの新しい名前付きエリアは大きな内部スペースが特徴の“ターミナル”。フェイズランナーのチューブのところ(盆栽プラザからハモンド研究所に抜ける低い直線のルート)に変わって位置しており。中央にいたる新たなルートをもたらすエリア。
- 新たな地形として登場する“シフテッドグラウンズ”。フェイズドライバーが暴走して衝撃波が発せられた影響で地形が壊れたという背景があり、ある部分は隆起したり落ち込んだりしていて雰囲気的にもユニークだ。
- バルーンやルートなど、主に移動オプションでの変更点がいくつか加えられている。
- 北のタービントンネルはリフトと繋がった。狭くなっているポイントでは、ほかスクワッドと遭遇したり最後のサークルで移動していく際の新たな機会となっている。
- グロータワーは新たに大きい傾斜を追加。サークルの縮小の際の移動を助けてくれるものとなり、立体的なエリアにおけるルートの選択肢のひとつとなる。
- 機動力に長けたレジェンドがいない部隊などを助けるため、十分な数のジップラインなどを設置。危機的な状況からの脱出、戦闘への活用、マッチ終盤の立ち回りに活かして欲しいとのこと。
また、マップに存在していたバルーンが数個削除(ソーラーアレイとハモンド研究所の外側のもの)。これは中央部での立ち回りで新たな名前付きエリアのターミナルを使ってもらうこと、エリア移動時にしっかり戦略を持たせるのが狙いだそうだ。
- いくつかの名前付きエリア周辺の調査ビーコンの位地が、より低地のゲームプレイ上あまり理想的ではない場所に移動。これはプロプレイヤーや高ランクプレイヤーが関係しており、ビーコンは有利な高台や屋上にあったが、次の安地を知るのか、それとも有利なポジションを取るかの選択をしてもらおうというのが目的。
- アイテム回収が行えるようにマップのルートを調整。オアシスなどいくつかの既存の名前付きエリアにルートビンが追加。より安全な降下地点が生まれることで、必ずしも同じ3つのメインエリアにばっかり降りて撃ち合いになるのを防ぐため。
- ハモンド研究所の上にある滝下のハイティアルートがなくなり、北のドックの外縁部に移動。これも降下の分散が目的であり、ドックエリアは特に降下タイミングで降りるパーティが少なかったからとのこと。
- 新たなギミックとして巨大なテレポーテーションデバイスであるフェイズドライバーが追加。周囲には3つのパネルがあり、プレイヤーはそのうちひとつを操作してルートを選択できる。ひとつはゴールドティアのルートが保証されていて、あとのふたつはゴールド、パープル、青のどれかが当たる仕組み。
- フェイズドライバーには新たな仕掛けが存在。周囲には3つのパネルがあり、プレイヤーはそのうちひとつを操作してルートを選択できる。ひとつはゴールドティアのルートが保証されていて、あとのふたつはゴールド、パープル、青のどれかが当たる仕組み。起動すると周囲に大きな音を響かせる。また45秒のクールダウンがあるので、周囲からも狙いにいくことができる。
- マップローテーションはストームポイント、キングスキャニオン、オリンパスの順。
9対9の期間限定新モード“コントロール”のコンセプトは?
コントロールは、3部隊でチームを組んでプレイする新しい期間限定モード。既存のマップから切り出したマップを舞台に、両チームが3つのゾーンを確保すべく争い合うというもの。ゾーンを確保していればスコアが入り、目標スコアに到達したチームが勝利となる。
本モードは、FPSタイトルでおなじみのゲームモード“ドミネ―ション”にシステムは似ており、『Apex』ならではのキャラクターやアビリティ、銃撃戦、移動などを駆使してテンポのいい戦闘が楽しめる。また、敵にキルされても即座にリスポーンすることが可能で、さまざまな戦略や新しい武器の練習などにぴったりなモードとなるだろう。
なお、“コントロール”はシーズン開幕から3週間限定でプレイできる。詳細は下記記事をチェックしてほしい。
コースティック&クリプトは調整。ガストラップが起動後でも破壊可能、ドローンはよりアクティブに!
既存のレジェンドでは、コースティックとクリプトに調整が入ることが明らかとなった。
コースティック
コースティックは、NOXガストラップの仕様が変化。これまでは、ガストラップが起動すると破壊できなかったが、シーズン12では起動後でも壊すことができる。なお、壊されて短時間だけガスは残留するので安心だ。
この変更については、コースティックを上手く使いこなせれば簡単に罠を隠せるため、戦闘においてもう少し判断できるポイントを用意したいという考えからとのこと。
クリプト
クリプトは、アクティブな立ち回りが可能となった。これまでのクリプトはドローン中かそうでないか判別しづらい印象だったが、ドローンを直線状に投げることが可能になり、戦いの中でもアクティブに動けるようになった。
また、ドローンを操縦中のHUDが改良され、キルフィードやミニマップやチームステータスなどが表示されるようになるとのこと。
武器&アタッチメントの調整。ボルトSMGがケアパケ武器に……
シーズン12では、キネティックフィーダーをはじめ3つのアタッチメントが追加。さらにフラットライン、ロングボウがクラフト武器となり、マップ上に落ちていないとのこと。
また、オルタネーターが通常武器、ボルトSMGがケアパッケージ武器に変更となり、近・中近距離での武器構成がいままでとは変わるだろう。
武器関連
- シーズン12からは、フラットラインとロングボウがクラフト武器となり、マップ上から拾うことができなくなる。武器を作れば弾も付いているので、すぐ使うことができる。
- フラットラインはほかのARと並べるために1ダメージ減少。
- クレート(ケアパケ)武器:オルタネーターが通常武器、ボルトSMGがケアパケ武器入り
- トリプルテイクはペレットあたり23ダメージから21ダメージになって合計6ダメ減少している。
アタッチメント
- アタッチメント:キネティックフィーダー(ピースキーパー、トリプルテイク用ホップアップ)
スライディング中に弾を徐々にマガジンに補給してくれる新アタッチメントが追加。スライディング中はチョークタイムも速くなる。
- アタッチメント:ハマーポイントラウンド(モザンビーク、P2020、RE-45用のホップアップ)
シールド外のダメージを増やすアタッチメント“ハマーポイントラウンド”が復活。今回はRE-45を加えた3つの武器に装着できる。
- アタッチメント:シャッターキャップ(30-30リピーターとボセックボウ用)
ヒップファイアでショットガンモードになる。
ジブラルタルやバンガロールの調整は? 気になるQ&Aをピックアップ
配信では開発者たちによるQ&Aも実施された。ここでは、興味深い話が出されたQ&Aをピックアップして紹介する。
新モード:コントロールでは、6人や9人でチームを組んで遊べる?
将来的には実装できる可能性はあるが、現在の予定はないとのこと。『Apex』は3人ベースで構成されているので、そこを変えるのは時間がかかるという。ただ検討すべき部分ではある。
新モード:コントロールでは、ローバやライフラインといった特定のレジェンドの能力は機能する?
コントロールでは、やられると一部アイテムや武器を落とすことがあるので、ローバのアルティメット“ブラックマーケット”を活用して装備を有利にしたり、ライフラインのアルティメットのケアパケでレア度の高いアーマーをゲットできたりと、活躍する場面はしっかりとある。カジュアルプレイヤーや復帰勢、新規勢がこのモードを通じて学べるというコンセプトもあるので、レジェンドのアビリティをモードにあわせて変えたりするようなことは避けたかったという。
バンガロールは今後調整される?
バンガロールは、レジェンドたちのバランスをどうあるべきかという目安のような存在。依然として信頼できる作りの能力構成のため、強化が必要とは考えていないとのこと。
ランクでピック率の高いジブラルタルの調整はされる?
確かにランクでは必須のようなレジェンドだが、すごくプレイが楽しいわけではないというジレンマがあるため、そういった点でも調整候補のレジェンドだという。ただ、どのような調整をするのかを考えているとのこと。
ケアパケ武器となったボルトSMGは調整される?
少しだけ強化が行われるとのこと。1発2ダメージの強化とマガジンに2発追加を考えられており、すでに強力な武器なので十分ケアパケ武器にふさわしい武器なるという。
オルタネーターが通常武器になるが、ホップアップ:ディスラプターはなくなる?
ホップアップ:ディスラプターは、ケアパケ武器にふさわしくするためにつけたものだったので、通常武器になったシーズン12ではなくなるとのこと。
RE-45にホップアップ:ハンマーポイントはかなり強力そうだが、ホップアップ:ディスラプターに匹敵する?
ハンマーポイントは従来ファイアレートが低い武器(モザンピーク)やセミオートマチック武器(P2020)とかだったが、高ファイアレートのRE-45との組み合わせはかなり強力になるとのこと。ディスラプターの次に強力とはいえるが、それほどのレベルではないとのこと。
からの記事と詳細
https://ift.tt/LwpN8VRxP
科学&テクノロジー
Bagikan Berita Ini
0 Response to "『Apex Legends』シーズン12の新情報まとめ。ボルトがケアパケ武器化、ハンマーポイント復活、オリンパス改変の詳細、9v9新モードのコンセプトなどお届け! - ファミ通.com"
コメントを投稿