パナソニックは、完全ワイヤレスイヤフォン「EAH-AZ60」と「EAH-AZ40」向けに、LDAC接続時のマルチポイント接続に対応するなど、利便性を向上させる新ファームウェアを3月1日13時に公開する。
2機種は、2台の機器と接続して同時待ち受けができる「マルチポイント」機能に対応しており、例えば個人用のスマートフォンで音楽を再生中に、仕事用のスマートフォンに電話がかかってきた際にも、イヤフォン本体の接続を切り換えることなく着信に応対できる。
EAH-AZ60は、Bluetooth伝送コーデックとして、SBC、AACに加えてLDACに対応しているが、これまではLDAC接続時はマルチポイントが使用できなかった。今回のアップデートにより、アプリ「Technics Audio Connect」の設定でLDAC接続時の再生音質を「ベストエフォート」に設定すると、マルチポイントを有効にできるようになる。
さらに、EAH-AZ60、EAH-AZ40の両機種で、イヤフォン本体での音量調節時に、再生機器によって、⼀回の操作で変化する音量にばらつきがある現象を改善。スムーズに音量調節ができるようになる。
アップデート後の本体ファームウェアとアプリのバージョンは「EAH-AZ60」がJMZ1ZE 1.060、「EAH-AZ40」がJND1ZE 1.060。アプリ「Technics Audio Connect」は2.4.0となる。
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