ヤマハは5月24日、展開中のAVアンプ「RX-V4A」「RX-V6A」「RX-A2A」において、4K/120Hzでの映像入力を利用したいユーザーを対象に、無償の基板交換サービスを実施すると発表した。開始日時については追って発表するとしており、開始月から24カ月間にわたって無償で利用できる。
もともとソフトウェアアップデートでHDMI 2.1をサポートするとしていたが、4K/120Hzでの入出力にはハードウェアの交換が必要だと判明。最新ゲーム機「Xbox Series X」や、最新グラフィックスカード「NVIDIA GeForce RTX 3000」シリーズでは4K/120Hzでの出力を行えるため、今回対応のために無償での基板交換サービスを実施する。
なお、eARCに対応しているため、4K/120Hzに対応するテレビからHDMI経由で音声信号の入力を行う分には問題なく音声の再生を行える。一例として、基板交換を行わない場合は「Xbox Series X→RX-V4A→対応テレビ」だと映像や音声の再生に問題が起こる場合があるが、「Xbox Series X→対応テレビ→RX-V4A」では映像、音声の再生を問題なく行える。
また、基板を交換しなくても4K/60HzでのHDR信号をサポートしているため、多くの映像機器やゲーム機では問題なく利用できる点もポイント。4K/120Hzでの映像入力を行わないユーザーは、特に問題なくそのまま使うことができる。
基板交換サービスは無料で利用でき、開始日時は追って9月頃に発表を予定している。無料で利用できる期間は24カ月間となっているので、対応する機器と組み合わせて4K/120Hzでの映像入出力を利用したい場合は9月頃の続報をチェックする必要がある。
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