番組には,「チョコボGP」ディレクターの前田明彦氏,声優の千本木彩花さんと松岡禎丞さん,MCとしてエレキコミックの今立 進さんが出演し,本作のシステムや魅力を紹介した。本稿で放送の内容をレポートしよう。
なお4Gamerでは,9月30日に本作のプレイレポートを掲載しているので,こちらも合わせて見てほしい。
「チョコボGP」は,2022年に発売予定のNintendo Switch用レースゲームだ。「ファイナルファンタジー」シリーズでおなじみのチョコボや,チョコボシリーズに登場した白魔道士のシロマやベヒーモスのベンさんなどが登場し,レースを繰り広げる。
番組冒頭では,本作の概要やシステムについての紹介が行われた。
ゲームモードは,4つのレースを走って総合順位を競う「シリーズレース」,遊び方を自由に設定できる「カスタムレース」,レースゲームでおなじみの「タイムアタック」,トーナメント形式で争われるオンラインレース「チョコボGP」,チョコボたちの冒険を楽しみながらゲームのルールを覚えていける「ストーリーモード」などが用意されている。
さらに番組内で,特徴的なシステムとしてフィーチャーされたのが「魔石」と「アビリティ」だ。
「魔石」は,コース内に配置されたマジカルエッグに触れることで手に入り,獲得することで魔法が使用可能になる。魔石は3つまでストックできるほか,同じ種類のものを獲得し続けることでパワーアップし,発動する魔法もファイア→ファイラ→ファイガと強力なものになっていく。
魔法には,6属性の攻撃魔法に加えて,一度だけ相手の魔法を防ぐ「マバリア」などの補助魔法,そして召喚魔法がある。ファイラなどパワーアップ状態のものを入れると,全部で30種類以上の魔法が登場するという。
「アビリティ」は,各キャラクターに設定された固有の必殺技だ。後ろに加速リングを配置しながら速度を上げていくチョコボの「チョコダッシュ」,マバリアをはりつつ攻撃してきた敵にカウンターを食らわせるシロマの「クルクルカウンター」など,さまざまな効果のものが用意されているという。
魔法とアビリティ紹介の後には,「ファイナルファンタジーVII」でおなじみの「ゴールドソーサー」のコースを使用して,千本木さんと松岡さんによるレースバトルが行われた。
本作には,「ファイナルファンタジー」シリーズや「チョコボ」シリーズをモチーフにしたコースがいくつかあるそうで,ゴールドソーサーのほかにも「シドのテストコース」(チョコボレーシング),「ゾゾの町」(ファイナルファンタジーVI),「アレクサンドリア」(ファイナルファンタジーIX)が登場する。
レース冒頭では松岡さんがスタートダッシュを決め,いきなりトップに躍り出る。一方の千本木さんは,4位〜5位のポジションから追いかけていく。お互いに上位をキープしながら走る展開となっていたが,ここで,AIが操作するキャラクターがアビリティを発動。これを食らってしまった2人は一気に順位を落としてしまう。ペースを崩されてしまった2人は,そのまま上位に返り咲くことなくゴールし,7位松岡さん,最下位千本木さんという結果に。
順調に上位を走っていた前半から一気に叩き落される展開となったわけだが,本作ではこのように魔石やアビリティにより,順位が激しく入れ替わるのが特徴で,前半は下位を走っていたとしても一発逆転を狙うことが可能だという。
番組最後には,Twitterで募集した質問に前田氏が答えるコーナーが設けられた。その中から,いくつか気になった質問をピックアップして本稿の締めとしよう。
――「チョコボGP」発売が楽しみです。本作の前身として「チョコボレーシング」というゲームがあると思いますが,ブラッシュアップした部分や「チョコボレーシング」ファンにも推せるポイントを教えてください。
前田氏:
「チョコボレーシング」との関連性はいろいろな方にご質問いただいている部分です。レーシングから20年以上が経ち,ゲーム機の性能や通信環境などゲームを取り巻く環境も大きく変わりました。なので,「チョコボGP」はゲームとしては完全な新作として作っています。
しかし,魔石やアビリティといったレーシング“らしさ”のような部分は継承しているところもあり,それを今どきの遊び方やチョコボたちのキャラクター性にあったものにしています。また,チョコボシリーズのファンにも“ニヤリ”としてもらえる要素を用意していますので,今後の発表にご期待ください。
――レベル1のマバリアでもレベル3のファイガを防げるのでしょうか。
前田氏:
レベル1のマバリアは効果時間が短いですが,パワーアップした魔法も防げるようになっています。後方カメラを使ってタイミングを見計らうことが重要になってきますね。
――レース中に相手が持っている魔石を確認することはできますか。
前田氏:
キャラクターの頭上に表示されるようになっています。なので,相手がどんな魔石を持っているのかを見て,抜いていいのかどうかを判断する駆け引きも生まれます。
――○○(キャラクター名)は参戦しますか。
前田氏:
具体的な名前をお伝えすることはできませんが,現時点で20を超えるキャラクターの登場が決まっています。ぜひ今後の情報を楽しみにしていただければと思います。
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