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主要モデルのM1化完了とiMac 27インチ終了のお知らせ【荻窪圭】 - ASCII.jp

最高峰性能の小型マシン「Mac Studio」に新iPhone SE/iPad Air登場! 2022年春のApple Event 第16回

2022年03月10日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家 編集●ASCII

 3月8日(現地時間)に発表されたアップルの発表会について、アスキーの執筆陣に考察してもらいました。

 今回は、猫写真家でありアップルファンの荻窪 圭氏が、Macのラインナップについて考察します。


 深夜、「ああ、これは主要モデルのM1化完了のお知らせ」かなあと思いながら見てたのである。

 iPadの事実上の主力モデル「iPad Air」がM1化し(これは欲しい)、iPhoneと廉価モデル以外は全部M1になり、次にM1化されるべきハイエンドMacに向けてM1 Ultra(マックスの上にウルトラがくるとは!)が発表され、Mac Studioが登場。

 M1 UltraのハイパフォーマンスっぷりがMac Proと比較されているところを見ると、Mac Proの後継機がコンパクトなMac Proになるのだな、と思いそうになるじゃないですか。

 違ったのである。私たちの移行も完了に「近づきました」なのだ。

「私たちの移行も完了に近づきました」

 「残る製品はあと1つ。Mac Proのみです」と、まだMac Proが控えてることが明言されたのだ。

「Mac Proのみです」

 で、ここで「待てよ」と。

 残るはMac Proだけといったじゃん。じゃあ、わたしが10年以上使い続けてる「27インチiMac」は? あのディスプレー一体型、というか、Mac内蔵ディスプレー的なiMacはどうなるの?

 Apple Event終了後、アップルのウェブサイトに行ってみると、ラインナップから消えてた。2020年の夏を最後に(わたしが今使ってるMacだ)終わってしまったのね。短い間だけどありがとう、だな。

 かくしてiMac難民である。そういう人は、Mac Studio+Studio Display(あるいはMacBook Pro+Studio Display)へ行って下さい、なのだろう。このStudio DisplayもXDRや120Hzに未対応なのを考えると27インチiMac後継ディスプレー(ヘンな言い方だが)っぽいし。

 さあ、次のMacをどうするか、めちゃ悩ましいぞ。

■関連サイト

著者近影 荻窪圭

筆者紹介─荻窪圭

 老舗のIT系ライター。今は主にデジカメやスマホカメラ担当。ascii.jpで「這いつくばって猫に近づけ」長期連載中。なぜか街歩きのガイドや歴史散歩の本も書いてます。

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