中でもぶっちぎりで人気なのがキーボード着脱式のChromebookです。Amazonでセールになるとホントによく売れます。
どのあたりにぐっとくるものなのか、紹介します。
1. 安い
キーボード着脱式Chromebookに該当するのは、昨年発売されて以来ロングセラーとなっているLenovo Chromebook IdeaPad Duetと、先日発売になったばかりのAsus Chromebook Detachable CM3、この2モデルです。
ぱっと見は10インチ大のノートPCですが、キーボードは着けたり外したりできます。MicrosoftのノートPC SurfaceシリーズやAppleのiPadに似た作りです。
定価はLenovo IdeaPad Duetが4万2000円、Asus Detachable CM3が5万円ほどですが、Amazonセールなどでがっつり安くなります。先日から開催されているChromebookセールではLenovo IdeaPad Duetは2万8800円に、Asus Detachable CM3は発売記念セールでいきなり1万8000円引き、3万2800円で買えたためAmazonの在庫が瞬殺されていました。
セール時3万円台はこの手のデバイスとしては破格です。たとえば、Surface Go 2は約6万5000円から。iPadは3万8280円ですが、純正キーボードが1万8480円。どちらもセールにはなりにくいです。
2. タブレットとして使える
Lenovo IdeaPad DuetとAsus Detachable CM3は、キーボードを外すとデスクトップが変化。タブレットモードになります。アプリアイコンが表示され、タップで操作しやすくなります。文字入力はソフトウェアキーボードで行なう形になります。
Androidアプリが動くので「スマホでしてることをもっと大きな画面でできるデバイス」としてもある程度使えます。電子書籍を読むとかにぴったり。スマホであれこれしながらYouTubeやらを垂れ流しておく、なんて使い方もできて便利です。
Asus Detachable CM3にはスタイラスペンが付属していて手書きも可能です。電話がかかってきたときにメモがとれるとか、あれば痒いところに手が届く機能かなと。
3. ノートPCとして使える
ノートPCとしてももちろん使えます。高機能なPC版Google Chromeが動作するため、WindowsやMac同様に快適なブラウジングが可能ですし、GmailやGoogleドキュメントなどの強力なアプリでメール作成や文章編集なども十分こなせます。PC用のGoogle日本語入力が使えるため日本語変換が快適で、個人的には仕事でも使える(原稿なども書ける)と感じます。
「限りなくiPadになったノートPC」なのがいい
「安いノートPC」というイメージがあるかもしれませんが、Chromebookはタブレット的な利用も想定して作られています。そういったスタイルにデバイスレベルで最適化されつつ、ノートPCとしても使える着脱式Chromebook。1台2役で幅広い使い方ができそうなところにロマンを感じてしまいます。
もちろん、安いなりの部分もあります。特に貧弱な内部スペックは、使い勝手にも影響しています。ゲームアプリや画像・映像編集アプリなどはカクついたりします。スペックが求められるゲーミングやクリエイティブタスクには向いていません。なんでもできることを期待するデバイスではなく、「ここまでできればOK」と割り切ったほうがいいタイプ。過度な期待は禁物です。
とはいえ、メールを書いたり、軽い文章を編集したり、ネットやYouTubeを見たり、といった基本的な作業をするだけなら大きな問題は感じませんし、コンパクトで複数のスタイルで使えるため、デジタルライフのスキマを埋められるポテンシャルがあると感じます。スマホ中心の人がたまに使うノートPC/タブレットとして買うもよし、サブ機や家族用マシンとして買うもよし、です。
ちなみに、2-in-1タイプのChromebookもタブレットライクな使い方が可能で、こちらも実際使うとなかなかいいですよ。
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