ITコンサルティング会社から独立後、1度も営業せずに月収96万円を達成したフリーランスのシステムエンジニア・末岐碧衣氏による連載『友達0のコミュ障が「1人」で稼げるようになったぼっち仕事術』。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。 この記事の写真を見る 「会社の人間関係が苦手だ」「誰かといると、それだけで疲れてしまう」「面倒な人に関わりたくない」「会社に頼らず、1人で稼ぎたい」──そう考えつつもずっと我慢し続けている、いわゆる「コミュ障」さんは少なくありません。そうした方々に向けて、コミュ障でもぼっちでも、無理せず1人でも稼げるようになる技術「ぼっち仕事術」を指南します。
■頑張りすぎて燃え尽きてない? コミュ障にもいろいろな人がいると思うのですが、コミュニケーションが苦手で不器用な分、真面目で努力家なタイプが多いように感じます。そして、そういう人は頑張りまくって燃え尽きやすい…… 頑張りまくったとしても、結果がよければそうはなりません。頑張って頑張って、心身の健康も顧みずに頑張りまくったにもかかわらず、それでもうまくいかないから燃え尽きてしまい、仕事やプライベート、そして生きることそのものにさえ、意欲を失ってしまうのです。
要領のいい人はちょっと頑張ってうまくいかなかったら、途中でやめたり、軌道修正できたりします。それに対して、不器用なコミュ障は人に相談しないし、自分で自分にプレッシャーをかけまくって、燃え尽きるまでやり続けがち。 でも、三日坊主でやめようが死んでしまうまで続けようが、そもそも頑張る方向が間違っていたら、結果にはつながらないんですよね。早くやめたほうが賢い場合はたくさんあるんですが、コミュ障はこの「やめる判断」がとても苦手なように思います。
今回は、「キミキミそっちじゃないよ」と教えてくれる人が近くにいないコミュ障が、人生を無駄にしないための方法をご紹介させていただきます。 わたしは会社勤めしていたころ、出世したいと思っていました。で、優秀な同期の人たちと差をつけるためには、とにかく人より頑張ることしかできないと考え、それこそ馬車馬のように働きまくっていました。 ですが、この方法はうまくいきませんでした。なぜなら、ほかの優秀な同期の人たちもみんな馬車馬のように働きまくっていたから。
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