米Googleは11月21日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」での「Windows 7」のサポートを2022年1月15日まで延長すると発表した。米MicrosoftはWindows 7のサポートを今年1月14日に終了したが、いまだ多くの企業が「Windows 10」への移行を完了していないことに配慮したとしている。
米調査会社KantarがGoogleの依頼で行った調査によると、2020年第2四半期(4〜6月)の時点でWindows 10への移行を完了している企業は世界全体の78%で、22%が移行の途上あるいは「移行を間もなく開始する」となっている。
Googleは今年1月10日にサポートを2021年7月15日まで延長すると発表していた。今回さらに半年延長したことになる。
この延長で、Chromeのセキュリティ機能、クラウド管理などのエンタープライズ向け機能を引き続き利用できる。
なお、MicrosoftによるWindows 7の延長サポートは、2023年1月まで有償で利用できる。
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