米Googleは2月1日(現地時間)、ゲームストリーミングサービス「Stadia」のオリジナルゲーム製作スタジオを閉鎖すると発表した。コストの掛かるオリジナルゲーム製作は断念し、「Stadiaの高度な技術インフラとプラットフォームツールに基づいて構築されたゲームソリューション」でサードパーティー製ゲームをプレイできるようにすることにフォーカスする。
閉鎖するのは2019年10月にモントリオールに開設したスタジオと2020年3月にカリフォルニアに開設したスタジオの両方。モントリオールのスタジオを率いてきたジェイド・レイモンド氏は退社する。スタジオでのゲーム開発に従事してきた他の従業員のほとんどは、Google内で他のチームに異動する見込みだ。
Stadiaは、2019年11月にスタートしたゲームストリーミングサービス(日本では未公開)。クロスプラットフォームでクラウド上の4Kゲームをプレイでき、同時にYouTubeでゲーム実況もできるという、米Microsoftの「Project xCloud」などと競合するサービスだ。「Cyberpunk 2077」などもStadiaでプレイできる。
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