開発者カンファレンス Ignite で、マイクロソフトがMixed Reality(複合現実)プラットフォーム「Microsoft Mesh」を発表しました。
Microsoft Mesh は現実と仮想を重ね合わせる Mixed Reality を使ったマルチユーザーアプリ / サービスのための基盤技術。リモートワーク環境など、遠隔地の利用者どうしがお互いの部屋に居るかのように「ホロポーテーション」投影やアバターとして集まり、会議や共同作業、遠隔診療、授業やイベント、ゲーム等を可能にします。
Microsoft Mesh自体を使っておこなわれたバーチャル発表では、ナイアンティックによる Mixed Reality 版ポケモンGOのコンセプトデモや、ジェームズ・キャメロン率いる海洋NPOの探査船OceanXploerer上に設置されたホログラフィック研究所も公開されました。
VRの仮想空間上で会議や共同作業、イベントを実現するアプリやサービスはすでにあり、マイクロソフト自体も AltspaceVRを提供しています。
一方、今回発表された Microsoft Mesh とは、
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Azureクラウド上で動くプラットフォーム。サードパーティーを含む、複数のアプリケーションやサービスを開発する基盤技術の集まり。
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要素技術は「ホログラフィック」映像レンダリングや3D音響、空間マッピング、Mixed Reality UX、セッションやユーザー管理、決済などを含む。Azureクラウドベース
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イマーシブプレゼンス。ユーザーは半透明の3D投影のようにみえるリアルな「ホロポーテーション」や、シンプルなアバターとして共有の複合現実空間に集合でき、お互いの見ているもの、聞こえる声や音を自然に共有できる。
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コラボレーション。仮想環境や3Dモデル等をリアルタイムに共有して、同時に操作して共同作業が可能。
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マルチデバイス。ホロレンズ2のようなシースルー型のMixed Realityヘッドセットや、Oculus Quest 2のようなVRヘッドセットに加えて、PCや iOS / Android モバイル端末からでも共有のセッションに接続できる。
マイクロソフトは自社のVR共有スペース AltspaceVR を Microsoft Meshベースで提供するほか、今後は Teamsや Dynamics 365 との統合を計画しています。
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