
「ある製品カテゴリーに参入するチャンスは一度しかありません。だから、私たちはそれを最高のものにしたいと思っていました」
アップルには「難しい」と思われがちなテクノロジーを、デザインの力で親しみやすく変えてきた実績がある。しかし、AidPods Maxは、Apple Watchと同様、身につけるウェアラブルデバイスであり、パソコンやスマートフォンのデザインにはないチャレンジがある。
「色々な機能を備えたものを、いかに美しく、パーソナルで、しかも身につけたくなるものにするか」
「パワフルで没入感があり、なおかつ長時間つけていても快適で、音に溺れられるように」
ハンキーは取り組んできた課題の数々を振り返る。
長い試行錯誤を経て、ついにチームは、答えとなる形にたどり着く。他でもなくアップルの新規参入製品にふさわしい、単純なスケッチを描いただけで“それ”だとわかるアイコニックな形状だ。
「2つのポッド(さや)と、それをつなぐ頑丈で柔軟性のあるバンド。これが我々の目標になり、そこから最終的な形状や素材の検討に入りました」
ポッド、つまりイヤーカップはアップル得意の着色した酸化皮膜処理のアルミでつくった。ユージン・ワンはこのイヤーカップが、光をどのように反射し、どこにハイライトができ、色がどのように見えるかはすべて計算づくだと言う。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3p2m3Gd
科学&テクノロジー
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【独占】デザインチームが語るアップルの新たなヘッドホン《AirPods Max》。 - カーサ ブルータス"
コメントを投稿