ハイエンド志向のハッチ、コスパ志向のユージ、バランス志向のヤヒロがオススメPCを紹介
2020年12月28日 11時00分更新
コロナが猛威を奮う中、2020年から2021年にかけた年末年始は、帰省や旅行せずに、自宅でゆっくり過ごす人が多いようだ。それは、弊誌編集部でも同様のようで、編集者に年末年始どのように過ごすのかを聞いたところ、“ゲーム三昧”という答えが多かった。話題を集めている「サイバーパンク 2077」や、FPSゲーとして依然として人気を集めている「Apex Legends」などをプレイするのだという。
もちろん、PC版の場合、これらのゲームを快適にプレイするためには、ある程度のスペックが必要となる。そこで、セブンアールジャパン協力のもと、休暇中にゲーム三昧を決め込むジサトラメンバー3人に、どのようなマシンを用意すればいいのか、オススメのモデルを選んでもらった。
ケース1、ジサトラハッチの場合
「ゲーミングPCは最高性能至上主義」
ジサトラハッチ曰く、ゲーミングパソコンにはどれだけコストが掛かってもいいから、最高性能がほしいという。その理由として挙げるのが、ゲームのタイトルに関係なく、高画質設定でも安定して高いフレームレートを得たいからとのこと。
とくに、NVIDIAのGeForce RTX 30シリーズやAMDのRadeon RX 6000シリーズは、リアルタイムレイトレーシングに力を注いでおり、対応したゲームも増えてきている。そういったゲームで、レイトレーシングを活かした美麗な画面を得るためには、やはり高性能なパソコンが必要だというわけだ。
そのジサトラハッチが選んだパソコンは、CPUに「Ryzen 9 5950X」を、GPUに「GeForce RTX 3080」をそれぞれ搭載した「ZEFT R32O」だ。
ZEFT R32Oは、ケースにCooler Masterの「COSMOS C700M」を採用したフルタワー型パソコン。フロントパネルに搭載されたLEDが印象的な製品で、フロントパネルや天板に用意された吸気孔など冷却にもかなり配慮がなされている。ZEFT R32Oでは、CPUの冷却にCooler Masterの簡易水冷クーラー「MASTERLIQUID ML360P SILVER EDITION」を採用しており、フロントパネル側に搭載。さらに、天板に120mm角ファンを3基、背面に140mm角ファンを1基装備しており、内部にはかなり強力なエアフローが確保されている。
ビデオカードには、MSI製「GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G」を搭載しているが、カードの自重によるスロットの損傷を防ぐため、しっかりとカードステイが備わっている点はかなり好印象だ。マザーボードは、AMD X570チップセット搭載のASUS製「ROG STRIX X570-E GAMING」で、ゲーミング向けのハイエンドモデルを採用している点も魅力の1つに挙げられよう。
さらに、このマザーボードとビデオカード、それにケースと簡易水冷クーラーのLEDは、マザーボードの付属アプリケーション「Armoury Crate」の「AURA Sunc」から、色や光り方を一括制御することが可能だ。
さらに、ストレージに目を移すと、1TBでM.2タイプのSSDと、8TBの3.5インチSSDを搭載。ゲーミング用途で、これだけの容量を使い切ることはまずないはずだ。しかも、SSDにはCFD販売の「CSSD-M2B1TPG3VNF」を採用しており、PCI Express 4.0に対応している点もありがたい。「CrystalDiskMark」(Version 8.0.0)でストレージ性能を見てみると、シーケンシャルアクセスで、リードとライトともに4000MB/秒前後のパフォーマンスを発揮しており、アクセス速度は申し分ない。
システムメモリーも、DDR4-3200を64GB搭載しており、十分な容量を確保。W-Fi 6に対応した無線LAN機能によりケーブルの引き回しに頭を悩ます必要がなく、有線LANでは2.5GbE LANに対応しており、高速データ転送が可能な点も見逃せないポイントだ。
さて、ZEFT R32Oのパフォーマンスだが、「3DMark」(Version 2.16.7113)の結果を見てみると、4K解像度でのテストとなるFire Strike Ultraで1万を超えるスコアを発揮し、Time Spy Extremeでも8000台と非常に高いスコアを叩き出している。このあたりは、CPUとGPUの恩恵が色濃く表れた形だ。
実際のゲームではどうなのか、「Apex Legends」でのパフォーマンスを見てみよう。ここでは、描画負荷を最大になるように設定し、ゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。起動オプションに「+fps_max Unlimited」を付けたし、フレームレートの上限を撤廃しているが、それでもゲームの仕様上、フレームレートは300fpsで頭打ちになってしまう。
ZEFT R32Oは、1920×1080ドットでその300fpsにほぼ張り付いた状態になっており、高リフレッシュレートのディスプレーと組み合わせれば、かなり有利に立ち回ることができそうだ。さらに、3840×2160ドットでも、最小フレームレートは120fps以上に達しており、ゲームの快適性に疑いの余地はまったくない。
続いてサイバーパンク 2077では、レイトレーシング:ウルトラプリセットを選択したうえで、「ストリートキッド」のプロローグをプレイ。そして、チャイナタウンのシーンにおけるフレームレートを「CapFrameX」(Version 1.5.7)で取得した。さすがに3840×2160ドットでは60fpsを割ってしまっているものの、2560×1440ドット以下の解像度であれば、ほぼ常時60fps以上のパフォーマンスを発揮している。リアルタイムレイトレーシングを有効にして、これだけ高いパフォーマンスは立派の一言だ。
機種名 | ZEFT R32O |
---|---|
CPU | Ryzen 9 5950X(定格クロック3.4GHz、最大クロック4.9Hz、16コア/32スレッド、mL3キャッシュ容量64MB) |
グラフィックス | MSI GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G(GeForce RTX 3080) |
PCケース | Cooler Master COSMOS C700M |
CPUクーラー | Cooler Master MASTERLIQUID ML360P SILVER EDITION |
マザーボード | ASUS ROG STRIX X570-E GAMING(AMD X570チップセット) |
メモリー | 64GB PC4-25600(DDR4-3200 SDRAM、16GB×4)、スロット数4のうち4スロット使用 |
ストレージ | 1TB SSD(NVMe対応、Gen4)、8TB HDD |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
電源ユニット | 定格出力1000W、80Plus Platinum認証 |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
価格 | 52万7780円(12月25日現在) |
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