アップルはシステム状況ページにて、「iCloudアカウントおよびサインイン」サービスに影響をおよぼす障害が解決したと報告しています。その期間は12月25日18時45分~27日6時35分(日本時間)の約36時間とされ、米国時間でクリスマスの早朝から発生した模様です。
ちょうどその最中、アップル公式サポートは問い合わせに対して「現在、iCloudをセットアップする能力に影響を与える大きな負荷が発生しています」と回答していました。すでに質問者のツイートは削除済みですが、アップル側が「あなたのお母さんがすべてが機能するよう熱望していることを知っています。そしてあなたがセットアップを手伝ってくれたことに感謝します」と述べていることから、何らかのアップル製品の贈り物をアクティベーション(最初の起動)しようとして失敗したと推測されます。
We know your mom is eager to have everything working and appreciate you helping to set them up. We are experiencing a high capacity at this time which is impacting your ability to set up iCloud, please try back in a couple of hours. https://t.co/waNYZdXpJm
— Apple Support (@AppleSupport) December 25, 2020
米9to5Macによれば、当日は一部のアップルユーザーが新たな機器をアクティベートできず、それら苦情の大半はApple Watchに集中していたとのことです。また米AppleInsiderは、クリスマスプレゼントとしてiPhoneやApple Watch、HomePodなどを受け取ったユーザーの多くがTwitterでアクティベーションのトラブルを報告していたと伝えています。
デバイスのアクティベーションは、アップル製品に限らずクリスマスの日に集中しがちです。まして新型コロナ感染拡大が続くなか、実家にタブレットを贈ってオンライン帰省しようとしている方々も多いはず。とはいえ、最初のセットアップが上手く行かずイライラが募れば逆効果となるため、クリスマスの数日後に開封してアクティベートした方が精神衛生的によさそうです。
Source:Apple
Via:9to5Mac,AppleInsider
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