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登場モンスター300種以上!育成&戦闘で一流の調教師を目指す『Nexomon』:発掘!インディゲーム+ - Engadget日本版

ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Nexomon』です。

発掘!名作ゲーム 連載一覧

-> Nexomon (Steam)

最高峰の調教師を目指すモンスター収集&育成RPG

『Nexomon』はVEWO Interactive Inc.が開発を手掛けるロールプレイングゲーム(RPG)。未知のポテンシャルを秘めた不思議な生き物「ネクソモン」を捕獲&育成し、最高峰のネクソモン使い(調教師)を目指しましょう。

本作の世界は、人間とネクソモンの両方を支配せんと企む暴君「オムニクロン」によって驚異にさらされていました。時は流れて現代。孤児院で生まれ育った本作の主人公(プレイヤー)は、とある事情によって旅へ出ることを決意。一匹のネクソモンを相棒にし、調教師としての道のりを歩んでいきます。

インディーデベロッパーが手掛けるモンスター収集&育成ゲームの多くに見られる通り、本作も人気シリーズ「ポケットモンスター」(ポケモン)の作風が意識的に取り入れられています。しかし単なるオマージュにとどまらず、「ポケモン」のエッセンスを取り入れた上で独自のアレンジされているのが最大の特徴。300種類を超える豊かなネクソモン、中盤につれて怒涛の展開を迎えるストーリーがプレイヤーの関心を大きく誘います。

基本操作&ゲームの流れ

本作の戦闘(ネクソモンバトル)はターン制で進行。お互いに各種コマンド(攻撃・アイテム使用など)を実行し、先に相手の体力を削りきったネクソモンが勝利となります。ネクソモンが扱う技はそれぞれ消費ST(スタミナ)が設定されているので、戦闘中は常にST残量に見合った技を選択する必要があります。端的に言えば、強力な技(夜ダメージが高い・状態異常を付与)であるほど消費STも増加。連戦が予想される場合や調教師(NPC)と戦う際は、ST残量を考慮してネクソモンを交代させるのもアリです。

ネクソモンは合計11タイプに分かれ、属性間の相性も存在します。「火は自然に強い」・「水は火に強い」……といった具合に、相性の優劣を意識して技を選択できれば、戦闘で大きなアドバンテージを築くことが可能に。その効用は非常に大きく、多少レベル差が生じていても、戦略的に戦うことで盤面をひっくり返せます(逆も然り)。

バトル終了後のリザルト画面では、戦闘に参加したネクソモンへ経験値が付与されます。レベルの低いネクソモンを育てるためには少しばかり工夫(1ターン目で交代させる)が必要ですが、ゲームを進めると経験値を分配できる特殊アイテムが手に入ります。最初に選んだ一匹を重点的に育てつつ、道中で捕獲したネクソモンをバランスよく育てておけば、戦闘で苦労することはほとんど無いと言ってよいでしょう。

育て上げたネクソモンで街のリーダーに挑戦

パーティーを充実させるためには、プレイヤー自らの手で野生のネクソモンを捕まえなければいけません。ネクソモン捕獲に使うアイテムは「ネクソトラップ」と呼ばれ、戦闘中にネクソモンへ投げつけて使用します。あらかじめネクソモンの体力を削っておけば捕獲時の成功率もアップ。「絶対に捕まえたい!」という場合は、捕獲率100%のゴールデンネクソトラップを使うのもオススメです。

ゲーム中で訪れる各拠点では、一般の調教師よりも優れた実力を誇るリーダーがプレイヤーを待ち構えています。こうした強敵を打ち倒すのも本作の醍醐味。事前のレベリングで手持ちネクソモンを鍛え上げ、格上の調教師に自らの実力を示しましょう。そのほかゲーム中にはさまざまなクエストが用意されており、依頼を達成することで攻略に役立つキーアイテムを入手できます。

戦闘・育成・収集とルーティーンをこなしつつ、立ちはだかる調教者を倒して世界の真実に迫る……。本作は「ポケモン」を倣ったフォロワータイトルでありながらも、遊びやすさとストーリー性の両面にアレンジを施したことで、ネクソモンの生態系を軸とした世界観が丁寧に形成されています。登場するネクソモンの種類も多く、やりこみ要素の観点からも長く楽しめる一作と言えるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

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