スクウェア・エニックスはMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』に関して、データセンター拡張などの運営規模拡大についての計画を発表しました。
2021年夏ごろからプレイヤー数が急増している本作ですが、最新拡張版「暁月のフィナーレ」以降、全世界で大規模な混雑が発生しています。
それに伴い、一時停止中だった新規プレイヤー向け商品『ファイナルファンタジーXIV スターターパック』『ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック』『ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック コレクターズエディション』の各DL版が1月25日より販売再開することを告知しました。また、『ファイナルファンタジーXIV フリートライアル』の新規登録は後日再開予定となっております。
日本におけるデータセンターについては、現状データセンター1つにつき、10~11ワールドを内包しており、効率的な運用が出来ていないとし、データセンターを追加することでセンター毎の負担を減らし各ワールドの同時ログイン上限数を大幅に増やす計画の模様です。日本のデータセンター追加とワールド構成変更は2022年7月頃に実施予定とのこと。実施後は各データセンターに8つのワールドが内包される形となり、現状のワールド数は変更されません。
また、オセアニアデータセンターが2022年1月25日より新規5ワールドで正式にオープンされることが発表されました。これらは「新設ワールド」となるため、ホームワールド変更サービスが無料になるなど、いくつかのボーナスが付与されます。
欧米データセンターに関して、同じく拡張予定としているものの、世界的な半導体不足によりサーバー機材の調達に時間がかかっているため2022年夏から2023年夏頃までかかる予定としています。
なお、データセンター間を行き来できるようになるシステム「データセンタートラベル」については、現在検討を進めておりパッチ6.1xでの投入を予定しているとのこと。本作プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は「今少し楽しみにお待ちいただけますと幸いです」とコメントしています。
※UPDATE(2022/01/14 20:05):本文中の誤字を修正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。
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