コロナ禍に揺れた2020年。しかし芸能界では例年と変わらず多くの不倫が発覚し、時には新型コロナウイルスのニュースよりも大々的に報じられることもありました。どんな時でも人は不倫や浮気をし、人はそれを糾弾する。それは決して消えることがないのでしょうか?
体だけの関係でも、パートナーに嘘をつく時点で不倫や浮気になる
なぜ人は浮気や不倫をするのだろうか。そんな疑問を投げかけられたとき、堅実女子の皆さんはどう答えますか? 今回はその答えのヒントを探るべく、オンラインセミナー「人はなぜ浮気や不倫をするのか」に参加してみることに。講師をつとめる心理カウンセラー・浮世満理子先生は、テレビ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ系)にレギュラー出演しているほか、スポーツ選手のメンタルトレーニングや文科省・厚生労働省関連のSNSカウンセリングなど幅広く活躍している方です。一体どんな答えを導きだしてくれるのでしょうか?まずセミナーのはじまりでは、浮世先生からこんな言葉がありました。 「そもそも浮気や不倫の定義は何だと思いますか?」 世の中には男女限らず、相手に特別な感情を持っていなくても性行為をすることに抵抗がない人は存在します。分かりやすく言えば体だけの関係で、本命はちゃんといる。これは浮気や不倫になるでしょうか?その疑問に対して、浮世先生の定義は明確でした。 「嘘や隠し事をしていなければ、不倫や浮気ではありません」 つまり本命に対して、きちんと体だけの関係を持っている相手がいることを隠さずに告白し、同意を得ること。それができないのであれば、いくら好きという感情がなかったとしても不倫や浮気なのです。
超美人の奥さんがいるのに不倫をする男性の心理とは?
では本題に入ります。人はなぜ浮気や不倫をするのでしょうか?その答えでよくあるのは、「男性はもともと狩猟民族なので、獲物(女性)をつかまえる本能がそなわっている」という説。だから男性が浮気をするのは仕方がないと考える人も少なくないようですが、浮世先生はその説を「デマです」とバッサリ否定しました。 「狩猟民族って、いつの時代の話(笑)?でもその節を信じている人は男女ともにすごく多いです。性欲などの生理的欲求を満たしたいのではなく、心理的欲求を満たしたい時に不倫や浮気をするケースがほとんどです」 不倫や浮気で満たしたい心理的欲求とは、一体何なのでしょうか?浮世先生はその疑問に対しても端的に答えを出してくれました。 「多くは自己肯定感を得たいという一点です。自分のことを好きではないから、誰かに好きと言ってほしい。誰かから愛されているという実感を持ちたい。それが多くの浮気や不倫のきっかけになります」 そもそも自己肯定感とは一体何でしょうか?分かりやすい例えとして、浮世先生は巷を賑わせている芸能人の不倫を挙げました。芸能人の多くはたくさんのファンに囲まれ、チヤホヤされることが多いイメージがあります。自己肯定感は一般の人と比較するとかなり高そうですが、にもかかわらず不倫に走るポイントがあるそうです。 「まずはコンプレックス。美人の奥さんがいるのに不倫する男性は少なくないですが、これに該当します。もし男性が本当に狩猟民族なのだとしたら、一番の上物をゲットしたら満足できるはずですよね。でも実際そうはなりません」 人はルックスや経済力、学歴、会社などさまざまな要素により、知らず知らずのうちに自分や他人のことを“格上”“格下”と区別してしまうもの。しかしその考え方が、そもそも不幸の入口なのです。 自分が格上と感じる異性をパートナーに持つと「自分ってすごい!」と自己肯定感が高まるかと思いきや、相対的に低くなってしまうケースが多いそう。するとたくさんの異性、もしくは自分よりも格下と感じる異性を相手にすることによって自己肯定感を得ようとする。これに該当しそうな芸能人といえば、昨年話題だったあの人が浮かびますね……。 浮気や不倫をする理由はほかにも!続編に続きます。 【プロフィール】 浮世満理子(うきよ・まりこ) アイディアヒューマンサポートアカデミー学院長、一般社団法人全国心理業連合会代表理事。プロフェッショナル心理カウンセラー・メンタルトレーナーとして、ビジネスパーソンやトップアスリートのメンタルサポートを行う。 ■アイディア公式サイト https://ift.tt/2LF3xWc
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