Search

“BeatsのAirPods Pro”こと「Beats Studio Buds」を使ってみた 非Appleチップなのに空間オーディオ対応し、Androidでも探せる - ITmedia

MACお宝鑑定団

 Beats by Dr. Dreが、防水規格IPX4に対応したアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載完全ワイヤレスイヤフォン「Beats Studio Buds」を販売開始したので試してみた。

photo Beats Studio Buds

 Studio Budsは、iOS デバイスの「探す」、Android デバイスの「端末を探す」の両方に対応した初めてのBeats製品。

 イヤーバッドは最大8時間の再生が可能で、2回分の充電が可能なポケットサイズの充電ケースを使用すると、合計で最大24時間再生できる。

photo Beats Studio Buds

 ANCまたは外部音取り込みモードをオンにすると最大5時間、充電ケースを使えば、合わせて最大15時間利用可能。

 バッテリー残量が少なくなっても、Fast Fuel機能により5分の急速充電で最大 1時間再生できる。

 Beats Studio BudsはUSB-Cで充電する。

photo Beats Studio Buds

 Apower Electronicsの定格容量400mAh、5W出力/入力「AEC701346」バッテリーを搭載している。

 ワイヤレス充電には非対応だ。

 Beats Studio Budsには、3種類のイヤーチップ(Mサイズはイヤフォンユニット装着済)、USB-Cケーブル(20cm)、ステッカー、説明書などが同梱されている。

photo Beats Studio Budsに同梱されているもの

 USB-C充電時の入力電力は1.8Wとなるようだ。

MACお宝鑑定団

 BluetoothマスターチップはMediaTekのBeats用カスタマイズモデル「MediaTek MT2821A」が搭載されている。

photo Beats Studio Buds

 また、Cirrus Logicのアクティブノイズリダクション用低電力オーディオDSP「Cirrus Logic CS47L66」が搭載されている。

 ヘッドセット横にフィードフォワードマイクピックアップホールがあり、ヘッドセット下部の隙間にコールマイクのピックアップホールが装備されている(参照:52audio.com)。

 2枚の振動板を採用した独自の8.2 mmドライバで硬質なピストン軸を柔軟なハウジング内に搭載したことで、パワフルでバランスのとれた音響を実現したという。

photo Beats Studio Buds

 デュアルチャンバー採用により高度なステレオセパレーションを達成し、周波数カーブ全体で高調波歪率を低減している。

 音の口にある細かい防塵ネット越に、フィードバックマイクが見える。

 Beats Studio Budsケースの蓋を開けていると、ロックを解除した iPhone、iPad、iPod touch に近付けるだけで設定画面が表示される。

photo Beats Studio Buds

 Fast Pairを使って Beats Studio Buds を Androidデバイスとペアリングすることもできる。

 Android 6.0以降で、Bluetoothと位置情報が有効になっている必要がある。

 Beats Studio Budsのアクティブノイズキャンセリングでは、外向きのマイクが外部の音を検知し、その音と釣り合うアンチノイズ機能によって、外部の音が耳に届く前に打ち消される仕組み。

photo Beats Studio Buds

 内向きのマイクは耳の内側の不要な音を聞き取り、それもアンチノイズ機能で取り除く。

 外部音取り込みモードでは周囲の音が聞こえるので、周囲で何が起きているのか耳で察知できる。

MACお宝鑑定団

 iOS 14.6以降デバイスおよびAndroid 6.0以降デバイスのいずれにも、ワンタッチでシンプルにペアリング可能だ。

photo Beats Studio Buds

 Beats Studio Budsのイヤーバッドや充電ケースをなくした場合は、「探す」を使って探し出せる。

 周囲の音を聞く必要がある際は「b」ボタンを長押しして、外部音取り込みモードへ簡単に切り替え可能。

photo Beats Studio Buds

 Studio Budsは、iOS デバイスの「探す」、Android デバイスの「端末を探す」の両方に対応した初めてのBeats製品だ。

 イヤーバッドを紛失しても、Bluetoothと接続していれば最後にイヤーバッドを確認した場所をもとにすばやく見つけられる。

 近くにある時はサウンドを再生できる。

 Beats Studio Budsで、Apple Musicを再生してみた。

photo Apple Musicを再生

 Dolby Atmosでミキシングされた曲の再生時には、Beats Studio Budsが自動的に空間オーディオに対応するため、鮮明さを備えた臨場感あふれるサウンドを楽しめる。

 Appleチップを搭載していなくても、Apple側が対応すれば空間オーディオ自動再生は可能だということだ。

 トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみた。

photo Audio Frequency Analyzer

 低音域が持ち上がり、さらに中音域から超高音域まで持ち上がり、ベースが効いたミュージック向けの設定となっているようだ。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/3iy9su3
科学&テクノロジー

Bagikan Berita Ini

0 Response to "“BeatsのAirPods Pro”こと「Beats Studio Buds」を使ってみた 非Appleチップなのに空間オーディオ対応し、Androidでも探せる - ITmedia"

コメントを投稿

Powered by Blogger.