蛇腹を引っ張り出してカバーで覆うだけ。
設置時間の短縮をコンセプトに、1分で組み立てられるダンボールベッド「DB02」という避難所用アイテムが作られました。これを使えば、床から底冷えせぬよう防寒対策ができ、エコノミー症候群にも効果を発揮しそうです。
収納時は普通の箱なのに
最初はちょっと横長のダンボール箱にしか見えなかったものが、内部から蛇腹式の支えが出てくる時のインパクトがなかなかのモノです。
避難所でスグ自分の居場所を確保できるのは助かりますね。他社製品でもダンボール製のベッドはあるものの、組み立てには10~30分ほどかかってしまうのだそうです。ですがこの「DB02」は、初めての人でも5分とかからず完成させられそうです。
やっぱり折り紙を伝統として持つ、日本人だから思い付いたのでしょうか。外装に使われた箱は、縦にすれば棚として使えます。耐荷重は180kgで、撤去も簡単で、捨てるときもダンボールなので軽々。リサイクルゴミとして出せるのも利点となっています。
ダンボールメーカーのアイデア商品
これを作ったのは、ダンボール製の簡易家具やパーティションなどを開発しているダンボールメーカーの豊栄産業。他にも、防災備蓄用品として椅子やゴミ箱や棚などもあるとのこと。
価格は、数量などの兼ね合いから、見積もりを依頼するようです。いつの日か、地元の自治体や避難所でお世話になることがあるかもしれません。
Source: YouTube, 豊栄産業株式会社 via MdN DESIGN INTERACTIVE
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