囲碁の日本棋院は8日、東京本院所属の棋士が新型コロナウイルスに感染したと発表した。囲碁棋士の感染者の判明は、関西棋院を含めて初めて。他の棋士や職員らへの感染はないとみている。
この棋士は昨年12月30日に発症し、現在自宅で療養中。回復まで対局を見合わせ、すでに日程が固まっている対局は不戦敗扱いとし、日程未定の手合は極力不戦敗を避けるよう調整する。昨年12月に開幕した朝日新聞社主催の名人戦リーグの出場者ではなく、リーグの進行に影響はない。(大出公二)
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