カプコンは、プレイステーション 5用ビジュアルデモ「MAIDEN」を、本日1月22日より配信開始した。 【この記事に関する別の画像を見る】 「MAIDEN」は、本日1月22日に配信された特別番組「バイオハザード・ショーケース - January 2021」にて発表された、5月8日発売予定のプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用サバイバルホラー「バイオハザード ヴィレッジ」のビジュアルデモ。前作「バイオハザード7 レジデント イービル」より数年後の世界を描くシリーズ最新作のビジュアルが一足先に体験できる、PS5限定の体験版として配信されている。ホラーゲームが苦手な筆者が早速プレイしてみたので、インプレッションをお届けしたい。 ■最新作「バイオハザード ヴィレッジ」の描く世界を体験できるビジュアルデモ「MAIDEN」 ビジュアルデモ「MAIDEN」は、女性を意味するタイトルにもあるように、本編の主人公「イーサン・ウィンターズ」ではない「ある女性」を操作する。ゲームの目的は、「牢獄から逃げろ」というシンプルなもの。右スティックで視点移動、左スティックで移動、×ボタンで調べる、という基本操作だけで進んでいき、攻撃や防御といったアクションをとることは出来ない。開発中タイトルの“ビジュアルデモ”ということで、PS5独自の「アダプティブトリガー」等の機能は実装されておらず、あくまでも最新作で描かれるビジュアルクオリティを体験することに重点が置かれている。 □アクションは「歩く」のみ。不気味な地下牢より脱出せよ デモは、不気味な地下牢から始まり、そこからの脱出を目指すべく、メモやアイテムを頼りにひたすら進んでいく。地下牢では、吊るされた人らしき“ナニカ”や様々な拷問器具がお出迎え。所々で現われる人影や奇声に怯えつつも、大きな謎解き等の仕掛けは用意されておらず、ただただ進んでいくという印象だ。 □やっと辿り着いた「梯子」。でもゴールはまだ先だった 終盤、ヒントのメモにある「梯子」を遂に発見。やっと脱出かと思いきや、今度は城の内部を探索するパートに突入する。PS5ならでは高精細なグラフィックスによって表現された家具の数々、ライティングによる建物内の雰囲気など、進むのが躊躇われるほどの臨場感のなかで、公開されたトレーラー映像で印象的だったシャンデリアのある広間も登場。出口の扉の鍵を解除するため、探索を続けていく。 建物内の特定のオブジェクトは、前作と同様、回転させることで詳しく調べることができ、さらなるアイテムの発見に役立つ。やっとの思いで出口の鍵を入手し、いざ脱出というときに、敵である“あの娘”がついに現われ、襲い掛かってくる。なんとか逃げようとするも…。主人公の運命はぜひプレイして確かめてみてほしい。 □ホラーが苦手でも、1時間ほどのプレイ内容。本編に超期待! ビジュアルデモ「MAIDEN」は、ホラーゲームが苦手でヒビりな筆者でも、1時間ほどでクリアできる内容となっている。身の毛もよだつホラー要素や特別なアクションは本編に期待されるところだが、最新作が描こうとする、これまでのシリーズとは異なる不気味さ、恐怖へのアプローチ。その一端を感じることができるデモに仕上げられているという印象だ。短い内容のデモなので、周回プレイしてオブジェのビジュアルの隅々までチェックするのもいいだろう。 まだまだ入手困難なPS5ではあるが、既にPS5をお持ちで最新作「バイオハザード ヴィレッジ」に興味がある方はもちろん、ホラーが苦手、主観視点ということで遠慮がちなプレーヤーも、前作「バイオハザード7」の体験版で断念してしまったプレーヤーにも、ぜひこのデモを体験してみてほしいところ。次世代機のホラーゲームはこうなるのかと感じられるはずだ。なお、本ビジュアルデモ「MAIDEN」とは異なる体験版も、各機種に向けて春配信予定で制作中とのこと。本編と合わせて、その内容に期待したい。 ©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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