Kasperskyは23日(現地時間)、Windows 11に関連するマルウェアについて注意喚起を行なった。
同社では一例として、Windows 11のインストーラに見せかけた実行ファイル「86307_windows 11 build 21996.1 x64 + activator.exe」を取り上げている。1.75GBほどの容量を持つ偽装ファイルだが、そのほとんどは意味のない、単体のDLLファイルが占めているという。
実行すると、Windows 11のインストーラに見せかけたウィザードが出現。そのまま進めると、様々な悪意あるプログラムがインストールされてしまう。使用許諾契約の項目には、同意すると一覧に含まれるアプリケーションがインストールされるとの旨が記載されているものの、ユーザーが読み飛ばしてしまうケースも少なくない。
MicrosoftやKasperskyでは、公式サイトなどの正規ルートから入手するよう注意喚起している。なおWindows 11は、現時点でInsider Programに参加しているユーザーのみが利用可能となっている。
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